数万の灯りが町を包む 室町時代発祥の伝統ある祭り
特徴・見どころ
日本有数の火祭りのひとつにも数えられ、500年以上前から続く伝統のお祭り。数万個の紅ちょうちんが光のトンネルのように飾られ、町中を幻想的な光で包みます。すだれちょうちんや、高さ約15メートルのちょうちんツリー、約150個のちょうちんで飾られた「提灯御輿」もあり。殿御輿や姫御輿、提灯山笠など、担ぎ手たちの熱気が沿道の観衆を沸かせ、祭りを盛り上げます。
歴史
「山口七夕ちょうちんまつり」の起源は、室町時代にまで遡ります。山口をおさめていた大名・大内盛見が、先祖の冥福を祈ることを目的にお盆の夜に笹竹の高灯籠に火を灯したことがはじまり。明治時代に、太陽暦に改められたことをきっかけに8月7日に開催されるようになりました。戦時中は自粛しましたが、1950年に再開され、今に続いています。
画像出典先:cul-ちゃ山口、彩都山口