願いを込めた、提灯行列 子どもたちの成長に祈りを込めて
特徴・見どころ
山形県東根市で行われる七夕まつりでは、子どもたちが自分の願いを込めて絵付けをした田楽提灯を持って練り歩く「動く七夕提灯行列」を見ることができます。ほかの七夕まつりでは見られない、ひがしね七夕ならではの光景は必見です。また、「田植え踊り」「猪子踊り」「太鼓」といった民族芸能もお祭りを盛り上げています。これらの民俗芸能は江戸時代の飢饉の際に奉納されたもので、1994年に東根市指定無形民俗文化財に指定されています。ほかの地域とは違東根市独特の七夕を楽しんでみてはいかがでしょう?
歴史
もともとは子どもたちが学問の向上と学芸の上達を天神様・菅原道真公に祈ったお祭りでした。子どもたちが提灯に天神様から灯火をいただいて町内を歩いた行列に大人たちも加わって、現在の提灯行列が行われるようになりました。
写真出典先:東北夢の桜街道、仙台となり村