巨大キリコが夜の海を乱舞 華麗で幽玄な光の絵巻
特徴・見どころ
見付海岸で行われるこの祭りは、能登のキリコ祭りを代表する勇壮な祭りです。高さ14メートルものキリコは能登のキリコの中でも最大級の迫力。車輪などはつけずに約100人で担いで、巡行するのはこのお祭りだけです。浜に勢ぞろいした各町内のキリコが一斉に夜の海に担ぎだされ、燃え盛る沖の松明を目指し海上乱舞する様は壮観そのもの。夜空には大輪の花火が打ち上げられ、波に揺らめくキリコと描く光の絵巻は息をのむほどの美しさです。奥能登の先端にあ小さな町で、今も盛大な七夕まつりが行われています。
歴史
約200年前から、鵜飼地区で神輿にキリコが供奉されるようになったと言われています。七夕は盆の準備を始める日で「七日盆」ともいい、祖先の霊を迎えるための七夕キリコ祭りが行われてきました。
画像出典先:能登のキリコ祭り