織姫と彦星に願いを届ける 由緒正しい神社の七夕まつり
特徴・見どころ
栃木県足利市の「足利織姫神社」では、1カ月にわたって七夕まつりが開催されます。祭りの間には、この期間しか受け取ることができない「七夕守り」の台紙を短冊にして願いを書き、境内の笹に願いの成就を祈りながら結ぶことがで来ます。実は足利織姫神社に祀られている天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)天御鉾命(あめのみほこのみこと)は、それぞれ七夕の織姫と彦星だと言われており、縁結びの神社として有名です。
歴史
足利に住む美しい娘が恋人の織り師と離ればなれになり、七夕の夜だけ渡良瀬川が天の川となって、星の船でやってきた織り師と逢うことができたという言い伝えがあります。足利織姫神社はこの恋人同士を祀り、1300年経った今も産業振興と縁結びの神社として親しまれています。
写真出典先:天体写真コレクション羽刈の里天文台、4Travel.jp