「おせんげんさま」での七夕 重要文化財での厳かな神事
特徴・見どころ
静岡浅間神社は地元では「おせんげんさま」と親しまれている神社です。徳川家康ゆかりの神社でもあり、静岡の守護神として広く信仰を集めています。ここの七夕は大規模なものではありませんが、神事として心に響く趣があります。 大歳御祖社の神門から八千戈神社にかけて、参拝者の諸願が記された祈願短冊が吊るされた七夕飾りが並び、諸願成就の御祈禱が執り行われます。八千戈神社前の広場には五色の布で飾られた祭壇が設けられ、19時から七夕の神事が行われます。祝詞、お祓い、早神楽の後には、大道芸などの催事も楽しむことができます。歴史ある神社の参道に浮かぶ古式ゆかしき色合いの七夕飾りは美しく、情緒に満ちた七夕まつりです。
歴史
現在の建物は、江戸時代に幕府が威信をかけ60年の歳月と巨額の費用を投資して建設されたもので、総漆塗りの社殿は、国の重要文化財にも指定されています。
画像出典先:静岡新聞SBS