鎮魂・復興・慰霊の祈りを乗せ 華やかな山車が大移動
特徴・見どころ
陸前高田町内の地区ごとにそれぞれが飾り付けた山車を引いて、太鼓や笛によるお囃子の音色とともに町中を練り歩き、山車の美しさを競い合います。山車の高さは約 ・6mもあり、大迫力です。また日が暮れると、昼間とは飾りが変更された山車に明かりが灯り、遠くからだと山車が浮かび上がって見え幻想的な雰囲気に。山車は6トンもあり、方向転換するのも一苦労。山車を引っ張る役には飛び入り参加も可能です。
歴史
江戸時代から引き継がれてきた伝統的なお祭り。このお祭りには、太鼓やお囃子、そして山車の明かりを道しるべに、亡くなられた方々の魂が帰ってくる「鎮魂」の意味があります。また、甚大な被害のあった東日本大震災後には、「鎮魂」とともに、復興や慰霊などの意味でも願われるようになりました。
写真出典先:陸前高田まちづくり協働センター、東海新報