美しき五色の短冊と絵どうろう 街全体が不夜城と化す、幻想的な祭り
特徴・見どころ
300年以上の歴史を誇る、色彩鮮やかな美しい七夕まつり。期間中は、青竹に五色の短冊や吊り下げた吹流しなどで家々の門前が飾られます。浮世絵美人が描かれた大・小数百個の絵どうろうは、一月以上かけて制作されます。夕暮れ時にはこの絵どうろうに一斉に灯りが灯され、街中が優雅で幻想的な空間に。お姫様がお興しに乗り、市中を巡る佐竹南家京都奥様七夕御観覧や、熱気あふれる湯沢南家佐竹太鼓の演奏など、見どころ満載です。
歴史
秋田藩佐竹南家にお輿入れされたお姫様が、故郷の京都への思いを五色の短冊に託し、青竹に飾り付けたのが始まりとされ、約300年の歴史があります。七夕に絵どうろうが登場したのは明治のはじめと言われています。
写真出典先:千代田遺産より